はい、どーも、道具系アングラーの管理人(@BBxFishing)です。
ジリオンSV TWが、2021年にダイワの注目新製品としてモデルチェンジされました。ジリオンの持ち味である堅牢さを新コンセプトであるハイパードライブデザインでより強固なボディへと進化させ、最新テクノロジーのSVブーストでユーザービリティーをワンランク引き上げたモデルとなっているので目が離せません。そんな最新モデルのジリオンSV TWをチェックしていきましょう。
▼SVブーストについてはこちらの記事へ。
▼ダイワのブレーキシステムについてはこちらの記事へ。
目次
ダイワ ジリオンSV TW

2016年の春にデビューしたジリオンSV TWが、2021年にダイワの最新テクノジー「ハイパードライブデザイン」×「SVブースト」を搭載して登場。
もちろんジリオンシリーズのコンセプトであるタフモデルというレガシーは忘れていない。ハードワークに耐えるようにフルメタルボディを採用し、新たな設計の思想を盛り込んだハイパードライブタフデジギアで巻きの強さも携えている。

そして何よりもダイワが追い求めた「究極のユーザービリティ」が、このジリオンSV TWにある。
ジリオンSV TWが携えるユーザービリティー
「究極のユーザービリティを実現させるために」
我々DAIWAWORKSが両軸リールに求めること、それをひとことで表すなら“ユーザビリティ”に尽きる。すべてのアングラーが乗りこなすことができるマシンは、結果を裏切ることはない。たとえ想定外のシーンに直面したとしても、出力を限界まで引き出すことができる安心のスペックとは耐久性能、回転性能、そして操作性能の3本柱。それらすべてがシンクロして可能となるものだ。これまでDAIWAは他より突出したテクノロジーのみを訴求して、付随する優れた機能の数々は、複雑化を避けるべく敢えて開示することはなかった。2021年、DAIWAは技術と経験が何よりの武器であることを改めて謳う。NEW ZILLION登場を機に、DAIWAテクノロジーのすべてをグローバルに公開することにした。
via=ダイワ
この公式の言葉。このジリオンSV TWに覗かせる自信が伝わってきます。
- 耐久性=ハイパードライブデザイン
- 回転性能=SVブーストスプール
- 操作性=ボディのコンパクト化+軽量化
この3つのポイントをダイワ独自のテクノロジーとデザイン、設計で実現させるとはさすがです。
HYPER DRIVE DESIGN〔ハイパードライブデザイン〕、
ジリオンSV TWに搭載されたテクノロジー

KEEP IT STRONG,STAY SMOOTH・・・・
強く、そして滑らかな回転の永続。
それこそがベイトリールに求められる機能の帰結。
ドライブギアからピニオンギアへ絶え間なくエネルギーを送り続けるパワーユニット。
内なる漲りを外から確実に押さえ込み、安定かつ静粛な駆動力を実現する堅牢なボディ。
そして如何なるコンディション下でも機能するファンクショナルな各機構。
無駄なく効率的、それでいて従来の枠を遥かに超えたハイパーなドライビングを実現する両軸リールの設計思想。
経験を武器とするDAIWAが次なる未来基準を作る。via=ダイワ
2021年ダイワの最新ベイトリールに組み込まれた新コンセプトであり、設計がこのハイパードライブデザイン。
ギアやリーリング、そしてキャストフィール。リールとしての性能が少しでも長く続く思想設計を持ったデザインコンセプト。
1.SV BOOST〔SVブースト〕

SVブーストはスプール単体の記事でも取り上げておりますが、2021年ダイワで最も注目の技術でもあります。

SV唯一弱点であった後半の失速。これを従来は1段階の可変で制御していたインダクトローターを2段階の可変へブーストアップすることで後半の伸びを実現させたハイブリットスプール。
▼SVブーストについてはこちらの記事へ。
2.HYPERDRIVE DIGIGEAR〔ハイパードライブデジギア〕

年々非常に進化しているのを感じるのがギア。
ベイトリールの心臓部ともいえる駆動系。今回のジリオンSV TWには、初期のフィーリングが長く続くこと目指した設計思想のギアであるハイパードライブデジギアとピニオンギアで駆動系をまとめ上げている。
ただ歯を細かくするのではなく、ドライブギアとピニオンギアの圧力角を適正化することで、シルキーな巻き心地、そして耐久性を進化させている。
3.HYPER ARMED HOUSING〔ハイパーアームドハウジング〕

優れたスプール、そしてギアを受け止め稼働させる要のボディがハイパーアームドハウジング。
ギア側のサイドプレート、ブレーキ側のセットプレート、そしてメインハウジングの素材はフルメタルを採用し、堅牢さだタフモデルというレガシーを脈々と引き継いでいる。

どれだけスプールが良くても、どれだけギアが良くても、ハウジングが良くなければその真価は発揮されません。このハウジング、いわゆるボディはベイトリールの要ですね。
4.COMPACT〔コンパクト化〕
右:21ジリオンSV TW / 左:161ジリオンSV TW
スペック上で見たら旧モデルより20gも軽くなっているんですよ。正直写真ではわかりづらいですが。
しっかり見ると、ボディ中心からクラッチへかけてのシェイプが細くなっており、パーミングに気を使ったボディシェイプのが見て伺えるとともに、左右のプレートが小さく設計されており、ハイパーアームドハウジングはハウジングそのものが大きく、ハウジングそのもの剛性を高めて堅牢さに磨きをかけた設計というのもわかります。
ジリオンSV TW ラインナップ
ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール径 (mm) | 糸巻量 (lb-m) | 巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | ベアリング | 定価 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジリオンSV TW 1000P/1000PL | 5.5 | 5 | 175 | 34 | 14lb-45-90m 16lb-40-80m | 59 | 90 | 8 | 42,800 |
ジリオンSV TW 1000 / 1000L | 6.3 | 5 | 175 | 34 | 14lb-45-90m 16lb-40-80m | 67 | 90 | 8 | 50,300 |
ジリオンSV TW 1000H / 1000HL | 7.1 | 5 | 175 | 34 | 14lb-45-90m 16lb-40-80m | 75 | 90 | 8 | 50,300 |
ジリオンSV TW 1000XH / 1000XHL | 8.5 | 5 | 175 | 34 | 14lb-45-90m 16lb-40-80m | 90 | 90 | 8 | 50,300 |
ジリオンSV TWの進化でどう変化するダイワのベイトリール

ベイトリールの黄金比ともいえる、34ミリ径のスプール。そこの主軸であるジリオンSV TWの進化で今後の後陣ベイトリールにどう影響するのか。SVブーストのストレスフリーと両立された遠投性能。そしてハイパードライブデザインの耐久性。
上位モデルはこれ以上の性能、下位モデルはこれに迫る性能。そして、双方に言える満足感。ダイワはその部分を今後どのように展開させるのか注目。
まとめ的アレ

今回は、ダイワ2021年の注目のテクノロジーが搭載された新製品「ジリオンSV TW」をまとめてみました。
クランキングや巻物に特化したローギアからジグなどのうちモノに特化したエクストラハイギアまでギア比のラインナップが広いのもジリオンの特徴で、使う側からしてこれは非常にありがたい。
管理人はローギアが好きですけど、オールラウンドに使える7.1のギア比を購入しました。
管理人のテキトー

参考 via:ダイワ
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ブレーキダイアルがチープなんだよな。