はい、どーも、道具系アングラーの管理人(@BBxFishing)です。
皆さん、ベアリングの中にベアリングが入っているダブルボールベアリングって知っていますか。しかもセラミック。
ちょっと面白そうなので購入し、ジリオンSV TWにインストールしてみましたので、今回はそれのまとめ。
釣り具が好きな人なら絶対興味が出るベアリングだと思うので、興味がある方は最後までお付き合いを。
目次
釣り具業界にはまだないベアリング「セラミック ダブルボールベアリング(KTF)」

サワムラ式やチューニングリールで知らない人はいないくらい有名の沢村幸弘プロが営むキャリル。そしてKTF。
そこからリリースされたのがセラミックの「ダブルボールベアリング」。

小口径ベアリングを2重にするなんて、今までの釣り具業界にはないコンセプト。実際には、ハサミやパソコンのグラボのファン、ミニ四駆のローラー(裏技)などでひっそりと使われていた。
なかなか日の目を見なかった存在が、高回転に達するベイトリールのスプールとは抜群の相性だったとわ。
2つのベアリングが互いの回転を補完し合うことでフリクションのロスを最小限に。そして低慣性で軽いルアーのキャストから、ベアリング各部で摩擦や荷重を分散することで重たいルアーのキャストなんなくこなしちゃうとか。
少し特殊な仕様。

今回はジリオンSV TWにインストールしました。
- スプール側:1133
- ブレーキ側:1033
サイズは上記の感じで、何が特殊かというとベアリングの厚み。

大体ベイトリールに使われているベアリングって厚みが3mmがほとんどですが、セラミック ダブルボールベアリングはどのサイズも2mmとなっています。
3mm-2mm=1mmと余った隙間はどうするの??????
ってなりますね。

そう。付属のOリングで補います。
若干怖い気もしますが、ベアリングの質量的には軽く小さくなる方向にはあるのでポジティブに考えましょう。
スプール側取り付け

写真の赤丸の部分にOリングを付けます。
手順はピン抜いてベアリングを変えるだけ・・・

今回取り付けた「セラミック ダブルボールベアリング」は、SVブーストスプールにもともと付いている樹脂製ワッシャ、金属のワッシャ、スプリングは交換と同時に外すのが正式な取り付け方法。
ブレーキ側取り付け

写真の赤丸の部分にOリングを付けます。
最後のベアリングを抑えるクリップ入れた感じ、Oリングでもせいっどは全く持って問題はなさそう。

こんな感じですね。いたって普通。
セラミック ダブルボールベアリングの印象は

このダブルボールベアリングを購入して取り付けて、脱脂したり、ドライの状態で回転させたりして思ったのが・・・
ベアリングの動き出しがすごく軽い。
感覚にはなりますが、今まで使っていたセラミックボールベアリングも脱脂して同じように回転させてみたんですが、動き始めは全く違いましたね。力がかかる側のベアリングから動き出して、ほんの少しだけ遅れてそうでない側が動き出す感じで、2つの重なったベアリングがうまく連動しています。
ちなみにベアリングの仕上げは、コレでしました。
まとめ的アレ

今回は、今までにないコンセプトのベアリングの「セラミック ダブルボールベアリング」に迫ってみました。
- ベアリングの中にベアリング
- 動き出しがすごく軽い
- 少し特殊
動き出しがこれだけ軽いとベイトフィネスのリールとの相性はヤバいくらい良さそうですよ。従来のベアリングの動き出しって、こんなに重かったっけ?っと考え直しちゃいます。
少し特殊な仕様だけに好きな人はめっちゃ好き的なキワモノなベアリングになりそうな予感がします。
管理人のテキトー

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